HIV検査を受けるか考える男性

HIVに感染していたら大事です。ご自身にとっても大問題ですが、気づかないでいた場合、まわりの方にも感染させてしまう可能性があるので、早目にHIV検査を受けましょう。

第四性病でHIV感染率は上昇、HIV検査は夜間も可

 代表的な性病は、淋病と梅毒、それに軟性下疳の3つでしたが、近年、鼠径リンパ肉芽腫も出てきて、第四性病と呼ばれています。性病にかかると、HIVウィルスへの感染率は飛躍的に上がります。HIVウィルスは、傷口や粘膜から侵入しますので、性病で皮膚が傷んでいると、ウィルスが入り込みやすくなり、感染しやすくなります。
 HIV検査は、保健所や自治体の検査室で、夜間もおこなわれていることがあります。19時30分まで検査できる場合もありますので、感染機会があった場合は、その日から3か月後には検査を受けるようにしましょう。保健所や自治体の検査室のHIV検査は、無料で、しかも匿名で受けられます。中には、採血から数十分後に結果が伝えられるところもあります。職員や他の受検者と顔を合わせるのに抵抗がある場合は、遠くの保健所で検査を受けてもいっこうにかまいません。保健所では住所も電話番号も一切尋ねません。結果が即日知らされるところなら、一回足を運ぶだけで済みますので、遠くてもそれほど負担にはならないでしょう。HIVだけでなく、性病や肝炎の検査も同時にできる保健所もたくさんあります。検査項目が増えると、その日に結果を知ることは難しく、一週間後に再び足を運んで結果を聞くことになります。そうした検査には、過去におこなわれていた集団予防接種の注射針の使い回しによる肝炎感染や、医療器具による感染を心配して来ている人もいますので、顔を合わせても気にすることはありません。
 しかし、どうしても誰とも顔を合わせたくない場合は、HIV検査キットを通信販売で購入して検査する方法もあります。採血から結果を知るまで、8日程度はかかりますが、匿名性は守られます。